リビング椿 物件買取に関するご相談状況について

5月も残すところ、あと1週間になりましたが、
弊社におきましては、小型物件を中心に順調に
自社物件の仕入をさせて頂いております。
今月も月末に、買取を予定している案件があり、
そのお取引にむけて準備を進めているところです。
弊社が売主様から自社物件用の不動産を買取させて
頂く時は、手元の自己資金で購入させて頂く場合と
金融機関に融資を受けて、買取をさせて頂く場合が
あり、物件が増えたり、大型案件になる程、金融機関
のお力を借りて、資金を調達させて頂いております。
この数カ月は、金融機関と物件買取の件で打合せを
させて頂く機会が多かったのですが、どの金融機関と
話をさせて頂いても、やはり今後の金利は上昇していく
事を前提に資金調達される事を考えておいてください
とアドバイスを頂くようになりました。実際に昨年より
金利も上昇しております。
その理由は、金融機関も預金等を含めて、資金調達する
コストが上昇しているからです。
その為、今まで以上に、物件を買取させて頂く時は、
長期に亘り、売り残し物件を作らないように、物件の選定や
買取価格に注意する必要があると感じております。
不動産売買業は、とにかく調達金利の動向に影響されます
ので、金利上昇が続いていくと、融資基準も厳しくなる事
が予想されます。
そうなると不動産会社は、よほど沢山の自己資金がない
限り、物件買取ペースを抑えていく事になりますので、
不動産会社が売主様からご相談頂いた買取案件を断わる
ケースも増えてくるかも知れません。
あらゆる物価が上昇していくインフレ経済ですが、金融機関
の情勢に変化が出ない内に、無理のない範囲で、物件を確保
できるように、弊社はご相談に対応させて頂いております。
大西 晋平