令和7年度松山市内の基準地価が発表されました

定休日である水曜日に出勤した事もあり、昨日は
代休を頂きましたので、2日ぶりのブログ更新です。
数日前の愛媛新聞に掲載されており、ご覧になられた
方も多いと思いますが、令和7年度の基準地価が
発表されました。
不動産業者として公的機関から発表にはやはり目を
通しておく必要があり、一通りの地域毎の発表を確認
させて頂きました。
松山市内でいえば、北条、城北、三津方面は下落して
おり、それ以外の地域はおおむね横ばいか、1%未満
の上昇という結果で、昨年よりもわずかですが、基準地価
格が上昇しているエリアが多かったようです。
弊社では売主様から不動産査定のご相談を頂いた場合、
ご売却を検討されている売主様の場合、無料で価格査定
書を作製させて頂いており、査定書には基準地価の動向
も記載させて頂いております。
しかし、我々が価格査定をさせて頂く時には、不動産
鑑定士の鑑定評価とは異なり、物件の価値がいくらあるか
という観点ではなく、現在の不動産市況において、本物件
を売出した場合に、どのくらいの価格で成約できるで
あろうという観点で算出しております。
実際の売買と考えますと鑑定価格とは異なり、希少性のある
皆様が欲しがる物件であれば、通常評価よりも高く売れる事
もあり、逆に相談物件がお探しの方が少ない物件の場合、
鑑定価格よりも低い査定価格をつけさせて頂く事になります。
基準地価と同じ傾向に必ずしもならない事をご理解をして
頂ければと思います。
不動産の実際の取引価格は、需給マーケットとその時の相場に
よって価格が変動していきますので、その事を考慮された上で、
不動産売却をお考えの売主様は不動産会社に価格査定のご相談
をして頂ければと思います。
大西 晋平






























