今期も残すところあと４日です。
７月も残すところ、あと４日。これでリビング椿の
第４９期が終了します。
残り４日間で、予定のご契約締結と物件お引渡業務を
完了させて、今期は終了となります。
今期はリビング椿にとってはしんどい１年になりました。
現在私は、今期の結果を踏まえて記念すべき来期の第５０期
にむけての経営方針を考えているところです。
課題が多かった今期でしたので、改善して会社が成長
できるように、私が感じた課題・改善点を社員と共有して、
社員の意見も耳を傾けて、次期に繋げて行きたいと思って
おります。
弊社は全国フランチャイズのイエステーションに加盟して
おり、毎月会議にも参加している事から、他地域の同業の
不動産会社様と情報共有をさせて頂いておりますが、
今期、特に感じた事は、地方圏における不動産売買事業は、
ますます難しくなっている事です。東京の方や福岡、熊本
北海道等、地価が上昇している地域とは事なり、インフレ
経済でありながらも、松山市内においては一部のエリアを
除いては地価は上昇しておらず、その恩恵を受ける事は
ほぼできません。むしろ、賃金よりも生活コストの方が
上昇しておりますので、なかなか不動産購入に踏み切れない
普通の個人買主様が増えているのかも知れません。
また、今期も自社物件販売に取り組みさせて頂きましたが、
仕入原価及び製造原価が上昇に応じた販売価格で成約する事
が難しくなっております。本来は、販売価格を上げたいの
ですが、賃金の上昇より物価高の地方圏では、物件が売れなく
なるリスクがつきものです。
そしてもう一つ感じた事は、不動産市況は、一定の期間で
刻々と変化していきます、近年はその変化のスピードが以前
よりも早くなっており、今の市場でも売りやすい物件を作る
事が難しくなっております。
業績の良い会社の鉄則は、値上げしても売れる商品を作って
いく事ですが、一部の物件でしか、それが実現できておらず、
今後に課題を残しております。
色々と言い出しましたら、きりがありませんが、７月末は
弊社の区切りの月になりますので、８月から良いスタートを
切れるように、準備していこうと思います。
大西 晋平
