愛媛県内の建築着工データ見て思う事

先日、あるデータが気になり、自分でネット検索
などして、調べておりました。
そのデータとは、愛媛県内における新築着工件数
の推移についてです。
新築といっても、住居用、集合住宅、商業用等
様々ございますが、皆様ご存じのとおり、着工件数は
年々下落が続いております。
その理由は昨今であれば、建築費の上昇、職人さん不足、
建築確認の許可取得までの長期化による回転率の低下、
人口の減少等様々考えられます。
建築着工件数が減少すると我々不動産業者だけでなく、
内需型の産業ですので、地域経済に与える影響も甚大です。
電化製品の購入、家具の購入、もしかしたら車の買い替え
にも影響します。
しかし、確実にいえる事ですが、このままの人口推移では、
愛媛県のような地方圏では、建築着工件数が年々減少して
く事がほぼ確定しており、分譲宅地を販売させて頂く弊社
にとりましても、対応策が必須で、物件の選定がより重要
になってきます。
今後ますます建築会社様は競争が激化する事になり、それに
伴い不動産会社も業績に影響が出てくる事でしょう。
統計を眺めているだけで、背筋が寒くなるような結果でした。
大西 晋平