松山市内の不動産流通状況について弊社が感じた事
7月は夏休みシーズンに入ると、お盆明けまで
物件の動きが鈍くなる傾向が毎年ございますので、
前半が勝負になります。
現在、弊社では6月中に商談がまとまった売買仲介
の契約がいくつか予定されておりますが、
総じていえるのは、取引価格が2,000万円を
超える物件は動きがやや鈍いように思います。
生活実需に直結する居住用不動産はそれなりに動いて
おりますが、高額帯価格の不動産程、お客様が減少
し、成約まで期間を要しております。
また、郊外の売物件が多いエリアも成約に苦戦して
おります。需要と供給のバランスが悪いからです。
これは、中古住宅も中古マンションも同様の傾向
です。一方、無理のない返済計画で購入できる不動産
は、それなりに動いているのが今の市況です。
リビング椿では、毎月販売中売物件の物件確認を
実施しており、どの物件が売れたのか、価格変更に
なったのか一斉に確認するようにしております。
他社様の物件を含めて、成約になった物件から市場の
動きを読み取れる事が出来ますので、成約済の物件を
情報公開する事はできませんので、毎月実施し、売
物件のクリーニングを行っております。
不動産売買仲介が最も少なくない月は、猛暑の8月
ですので、物件の動きが停滞する前に、1物件でも
多くの商談をまとめられたと思いながら活動して
おります。
大西 晋平