2極化が進む買主様

以前にもこのブログでお伝えさせて頂きましたが、
現在もインフレに伴う、生活コストの増大が留まる
ところを知りません。
気が付けば、未だに一部の食料品で値上げが続いて
おりますし、飲食店やクリーニング屋さんでもこれから
秋口にかけて値上げされる予定を耳にしております。
今後もあらゆる物価やサービスの価格が上昇していく
中で、日本経済も2極化がより進んでいくのではないか
と思っております。
所得の多い方(資産が多い方)は、ますます自分の資産を
株等の投資等に活用できますので、新たな配当収入や売買益
を生み自分の資産をより増やしていく事ができる一方、
日常生活でほぼ精一杯で貯えがない方は、ますます生活コスト
が上昇してしまう事で、所得の中での負担割合が高くなり、
貯えは難しく生活コストの負担で精一杯になってしまいます。
不動産売買の世界でも同様で、資産家の方は価値のある不動産
や投資用不動産を購入によって、賃料収入等により更に自身の
資産価値を高める事になりますが、生活の現状維持でいっぱい
の方は、不動産購入を考えられる方は更に減少してしまう事が
予想されます。特に地方圏の不動産市況は、資産家の方が少ない
為、居住用不動産においても買主様が減少傾向にありますので、
物件の動きが鈍るのも当然の事です。
刻々と変化する松山市内の不動産市況ですが、実経済に今何が
起こっているのか感じながら、物件の舵取りをしていかないと
経営は維持できないより難しい不動産市況になったと感じる
この頃です。
大西 晋平



























